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2016
18
AUG
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デザイナーの独り言
Eテレ「テクネ 映像の教室」にて作品が放送されました!(2)
みなさま、こんにちは!デザイナーの平井です。
以前、自主制作した映像をテクネという番組で放送していただいたのですが、 先日8月放送に向けての作品募集があり、挑戦してみたところ選考に通りまたまた放送していただくことができました! 今回は「ロトスコープ」という映像制作手法を紹介する回です。

また今回はBASEMENT FACTORY PRODUCTIONSの岡本弘輝さん、横尾勇樹さん、植田皓生さんとチームを組んでの制作でしたので、そのあたりもふまえて解説していきたいと思います。


作品紹介


まず、作品をご覧ください。

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ロトスコープは、実写の人や物等の輪郭やその一部分の動きを1コマずつなぞることでアニメーションを作る技法。実写の映像素材をトレースすることで、生々しいリアルな動きを抽出することができます。 参考作品としてはa-haのTake On Meは一度は見たことがあるのではないでしょうか。

今回はその「抽出」するものを線香花火とし、必要最小限のグラフィックと音で線香花火の醸し出す情緒・儚さを表現することをテーマとしました。夏らしさを感じられる映像になったのではないかと思います!


制作の流れ


まず初めに、メンバーそれぞれやりたいアイデアを持ち寄ってミーティングを行いました。 ロトスコープにおいては何を抽出するのかという部分で面白さがほぼ決まると考えていたので、 出てきたアイデアの中で一番面白くなる可能性が高いと感じた、線香花火を選ぶことに。 絵コンテを起こし、映像の流れやどういう見た目になるのかを決めていきました。

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チームでやることのメリットとして、出るアイデアの数の多さやそれが広がるスピードが早い点が挙げられますが、その分だけまとめることも難しくなります。 その場で素早くスケッチに起こしたりして、メンバー間でなるべく具体的にイメージをすり合わせていくことを心がけました。


How to


まずトレースする元になる映像素材を撮影します。
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テクネIDは15秒というフォーマットなので、尺に合わせて素材を編集します。
実写素材の編集が終わったら、AfterEffectsでグラフィック素材を花火の動きに合わせて動かしていきます。ここの作業は主に岡本さんが担当してくれました!


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このようにグラフィックを1コマ1コマつけていきます。なかなか途方もない作業です。


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最終的には花火っぽくなるようにブラーをかけたり中心の点が火っぽく見えるようにエフェクトをかけたりしていますが、こういったエフェクト処理がなくとも、動きがリアルなので線香花火のように見えてきます。ただの文字素材が、とても生々しく見えてきて不思議です。


まとめ


いかがでしたでしょうか?この他にも、様々な面白い作品がテクネのWebサイト上で公開されております。見ているだけでとても勉強になりますね!
映像制作には様々な制作技法が存在するので、また機会を見つけてどんどん試していけたらと思います。

CREDIT

平井秀次(SONICJAM)
岡本弘輝(BASEMENT FACTORY PRODUCTIONS)
横尾勇樹(BASEMENT FACTORY PRODUCTIONS)
植田皓生(BASEMENT FACTORY PRODUCTIONS)


前回(だまし絵)の記事はこちらからご覧いただけます。
Eテレ「テクネ 映像の教室」にて作品が放送されました!

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