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2018
30
MAY
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伝わる写真の撮り方講座
シャッターを押す前に考えたい、光のこと
こんにちは、フォトグラファーの島崎です。
久々の「伝わる写真の撮り方講座」、今回は総集編です。

いままで、モデルさんを撮ったり、お菓子を撮ったり、お洒落なお部屋を撮らせてもらったりしました。 (過去のブログはこちら
みなさんから「光がきれい!」「どうやって撮ってるんですか?」という質問をいただくことが多いため、今回、その「光」について触れてみようと思います。


写真がうまくなりたい方、いい感じの写真をSNSにアップしたいが、どうもいい感じのものが撮れない方、「スマフォだから」と諦めモードな方。
そもそも"イマイチ写真"の原因の多くは、【光の扱い方】を知らないからではないかと思っております。


普段私は撮影担当としてあらゆる現場、スタジオに出向くのですが、
まず撮影するとき、なにに一番気を使っているか?というと【光】であります。
モデルさん、スタッフさんとのコミュニケーションなど大事なものは多々ありますが、
まず一番に考えるべきことは、「この被写体を撮るときに必要な光量が確保できるか」ということです。

カメラの使い方どうこうというよりも、まず、太陽(または照明)はどの位置にあるかを確認し、被写体との位置関係を計算して初めて「撮る」という作業に入ります。


光を横から当ててみよう


下の図でいうと、被写体に当てる光はオレンジの角度がおすすめ。順光と真逆光はできるだけ避けます。
vlog_img_03.jpg
私自身、最近の写真のトレンドでもありますが、順光で撮るよりも(モデルさんの顔に光をバキッと当てずに)逆光気味で撮るケースが多いです。
人の顔やモノが綺麗に映るのは、やや斜めからの光が最適だと思っています。この図でいうと半逆光斜光です。

逆光で撮ると被写体の立ちが良いのと、なんともいえない霧のようなふわーっとした空気感がでます。
(フィルム広告写真やPVなど良く見ますよね。アレです。)

写真を撮るときには、他にも以下のことに気をつけています。


写真を撮るときに気をつけていること3つ


1.光の向き(方位磁針とにらめっこしながら、日没までの光の角度を見極める)
→先ほど説明した太陽(照明)の向きです。

2.ホワイトバランス(色温度)
→暖色系か、寒色系かを、AUTOでなくカメラ側で色味を設定します。

3.カメラの設定(露出、シャッタースピード、ISO)
→例えば少し暗い場合、僕は、露出→シャッタースピード→ISOの順番で明るくしていきます。「露出優先」「シャッタースピード優先」などの機能はほとんど使いません。


さて、これまでのご説明をふまえて
実際に私が撮影したものを例として解説していきましょう。
取り上げる写真は、自然光のみで撮影したものです。自然光だけなら、ストロボの知識がなくてもきれいな写真が撮れます。


社内風景撮影

shima_thumbs1.jpg
室内の光源は、東側の窓1つだけでした。
室内は木のフローリングと白壁が良い感じだったので、 木の質感を活かしつつ、ブラインドを足元だけ空けて柔らかい光が回るように逆光で撮りました。
このように自然光に向かって(逆光)撮影することによって、家具などが引き立つようになります。
因みに、レンズはシフトレンズ17mmを使用しました。
※シフトレンズは狭い空間でも、歪みを無くして解像度の高いビジュアルが撮れます。

Sunny Inc
TS-E17mm,1/125,f/4.5,ISO4000


フード撮影

shima_thumbs2.jpg
モルタルで囲まれた店内の光源は、こちらも東側の窓1つだけ。(建物の構造上、直射は入らない構造です。)
店舗の入り口からの自然光だけでしたので、お店のコンセプトも高級感を打ち出していることもあり、硬い光だけだと安っぽくなるので、 光を和らげて、やわらかさの中に重さのある感じにしてみました。 手法としては、ユポ紙という光を和らげる紙を、窓一面に貼り逆光気味にして、窓からの自然光のみで撮影しました。
(ユポ紙は、よく物撮りで使うもので、ディフューザーの役割をするものです。光と影をやわらかくする特徴があります。)
naître
85mm,1/160,f/2.0,ISO320


インタビュー撮影

shima_thumbs3.jpg
白壁が囲まれた部屋で、光源は西側にコの字型の窓1つ。
モデルさんには、逆光フレアさせて柔らかい感じを出したかったので、窓に背を向けていただき撮りました。
レンズに少しだけ直射が入るようにすると、このようにフワッとした感じで撮れます。

DESHIP(長期インターンシップ)|株式会社リクルート
85mm,1/160,f/2.5,ISO200



あとから補正技術で加工するのもよいですが、
とことん光にこだわった1枚を撮ってみるのもよいのではないでしょうか。

私自身、生活に密着したような雰囲気のある写真が得意で
普段も人物、モノ、フードなど自然光を利用して撮っています。

shima_insta.jpg
今までの実績はこちらにまとめております。
https://www.instagram.com/shimalabo/

お仕事のご依頼もお待ちしております!

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