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2018
9
APR
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イベントレポート
ArtHackDay2018に参加しました!

こんにちは、平尾です。

先日開催された、ArtHackDay2018に寺口平尾で参加してきました!

Art Hack Day (アートハックデイ)は、アートに特化したハッカソン。参加申し込みから選出されたアーティストや技術者、そして研究者が一堂に会し、その場で結成したチームで、短期間でアート作品を制作する。


( http://arthackday.jp/ )


ArtHackDayは、アーティスト、ディレクター、エンジニア、デザイナー、研究者、音楽家などさまざまな職業の方が参加されており、非常に刺激的なイベントです。

以前から興味のあったイベントだったのですが、今回タイミングよく参加することができました。


 

❏ イベントの流れ


2/3(土)、2/4(日) の2日間で、テーマの説明、チーム決め、アイデア出しなどを行い、
3/10(土)、3/11(日) の2日間で、制作、展示の準備、発表を行いました。

私は、コンセプター、プログラマー、デザインエンジニア、フロントエンジニアから構成されるチームにデベロッパーとして加入させていただきました。

ahd_sagyou_resize.jpg

チームにもよると思いますが、
私たちのチームは、2/4〜3/10の期間で作品の方向性を定めて、制作を行いました。

メンバーの方とオンラインで週に1,2回、1,2時間の会議をしたり、
各自で磁性流体を使ってみたり、振動モータを使ってみたり、
思いついたアイデアを実際に試してみながら、あーでもないこーでもないと議論を繰り返しました。

発表の1週間前まで、ギリギリまで作品の方向性を詰める作業で大変でしたが、そういう濃厚な時間が貴重に感じられて楽しかったです。


 

❏ 作ったもの


今回のテーマは、「人工生命」「BEING THERE(現れる存在)」。
そこで私達のチームは、 Apophenic (アポフェニック)という作品を作りました。
2台のディスプレイが向き合い、にらめっこや会話をしているような作品です。

apophenic01_edited_resize.jpg
20180311 撮影62796_resize.jpg

この作品では、2台のディスプレイが、お互いのディスプレイに映る木漏れ日のような映像の中から顔認識をしています。
ここでいう顔認識というのは、人間が木漏れ日や、シミ、木目の模様などに見つける「顔っぽい」ものを認識することを意味しています。
(実験段階では機械学習を使った精度の高い顔認識なども検討しましたが、それでは明確に"顔"とわかるものしか認識してくれませんでした。そのため今回はあえて"曖昧な顔認識"というものに挑戦しました。)


心霊写真なども同じような現象ですが、これを"アポフェニア"というそうで、今回の作品ではこの現象を利用して、2台のディスプレイというモノ同士のコミュニケーションを表現しました。

apophenicCap01.png

 

顔っぽさを認識することで、映像に変化が起こり、その変化によってまた新たな部分に顔っぽさが見出されて映像が変化し...といった具合にディスプレイ同士が勝手にやりとりをし、その相乗効果によって、私たちの想像を超えた映像が生み出されるのではないか?といった実験的な試みでもあります。

顔っぽくない部分も顔っぽいものとして認識していたり、確かに顔っぽく見えるときもあったり...。パラメータの調整次第ですが、まだまだ改良の余地はありそうです!


 

❏ 感想


今回ArtHackDayに参加してみて、忙しく大変でしたが、とても充実したいい経験になりました!
特にいろいろな職種の人と知り合うことができ、今後もなにかのきっかけになりそうな出会いが多くあったのが嬉しい!!来年も時間を作って参加したいです。

普段の仕事でも、今回のようにデジタルサイネージやインスタレーションといったものを制作する機会はありますが、ただただ情報を表示するものではなく、アート的な表現や今までにないアイデアを加えたものを作れるように頑張ります!!


お仕事やご相談ございましたらこちらまで。(一応宣伝も...)

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