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2018
18
APR
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イベントレポート
ようこそSJへ!インターン成果発表
SONICJAMでは、不定期でAT部(技術開発)で修行体験のインターンシップの受け入れを行なっています。
この春も、2月と3月にインターンを2名お迎えしました。

実際に自分の手で開発したものが、仕事に反映されていく感動を少しでも感じてもらえたらいいな...と思いながら一緒に過ごした数日間。
今回はそんな2名の卒業制作&リポートをご紹介します。



まずは、明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科2年生 髙橋さんの作品。

温度を自動で調整できるマフラー


寒くなったら締まって、暑くなったら緩むマフラーを作りました。

[仕組み]
マフラー内部の中心部分にモーターを5つ互い違いに配置し、温度センサの値が一定値を下回ったら縫い付けたゴム紐をモーターで巻き取るといった形です。マイコンはArduino Unoを使用しました。

internship_6.png

[苦労ポイント]
・モーターの制御
電子工作に慣れていないため、まずモーター5つの正転・逆転を制御することに苦労しました。はじめに、モーターを直接デジタルピンとGNDに繋げてみましたが、モーターは回りませんでした。
調べてみるとどうやら電流が足りておらず、トランジスタと整流ダイオードを使うと良いことが分かりました。
適切な整流ダイオードが見当たらなかったため、LEDで代用し、やっとモーターを回すことに成功!

・一難去ってまた一難
「寒くなったら締まって暑くなったら緩まる」ということは、モーターの正転・逆転を制御しなければなりません。モーターの回転の向きを入れ替えるには、電流の向きも入れ替えなければならず、LEDを使用していると不可能なことに気づきました。
そこで見つけたのがモータードライバ。時代の恩恵か、各ピンがどんな役割をしているのか書いてある親切なサイトがあったので、それを参考に回路を組むことによって5つのモーターの正転・逆転を制御することができました。

[反省点]
・マフラーをしたまま動けない!
本当はArduinoをPro Miniにして、電源をリチウムイオンバッテリーにし、マフラーの中に入れることによって無線にする予定でした。しかし、時間の関係とブレッドボード上の配線の多さに断念してArduino Unoを用い、電源はコンセントから取っているのでその場から移動することができなくなってしまいました。

・うまく締まらない
ゴム紐の巻き取りの効果が薄く、マフラーを締めているのが分かりづらくなってしまいました。原因は、巻き取りの機構が弱かったこと。
マフラーに使う部品として、ゴム紐を巻き取るための、モーターの先にさすボビン(図1)と、モーターの高さを調節しつつマフラーに固定する固定台(図2)を3Dプリンタで作成。しかし固定台しかマフラーに縫い付けていなかったため、モーターを回した時にボビンがゴム紐に引っ張られ、軸が安定しなくなってしまいました。

internship_7.png
これは、ボビンの部分もマフラーに固定できるように、棒のついた囲い(図3)を作り、トイレットペーパーホルダーのような原理でボビンを固定することができれば解決できそうです。
(根本的に、もうちょっとマフラーを締める仕組みを考えるべきだったかもしれません。)

[感想]
インターン自体初めてだったので、右も左も分かっていなかったのですが、社内で作業をしたため実際の雰囲気を知ることができたのが大きなメリットだったと思います。
Webだけでなく、デバイスやセンサを用いた新しいコンテンツの提案もしているところに魅力を感じました。また、部品や道具が揃っており、良い意味で好き勝手に色々試すことができたり、調べてもわからないときにはアドバイスを頂けたりと作業のしやすい環境でした。

6日間という短い時間でしたがお世話になりました。ありがとうございました。



続いて、明治大学 先端メディアサイエンス学科2年生 相澤さんの作品。

振動で持ち方を注意する傘


internship_3.png
雨が降っている日に駅に行くと、傘を持って歩く人がたくさんいます。その人たちの多くは傘を斜めに持っているので、いつも他の人に当たりそうでヒヤヒヤしてしまいます。 例えば通路だと後ろの人の足に、階段だと後ろの人の顔に当たってしてしまうかもしれません。
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そこで、危険な持ち方しているときに振動で注意する傘を開発しました。

[仕組み]
傘の持ち手に4つの振動モータを設置しています。傘が斜めになっていると、傘の先が向いてる方向にあるモータが振動。これで傘が斜めになっていることと、その方向を持ち主に伝えることができます。

internship_1.png
傘の角度は加速度センサを用いて取得し、その値によってArduinoでモータを制御しています。(見た目がかなり不格好になってしまいました...。)
実際に動かすと、下の動画のようになります。微かにモータの音が鳴っています。

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[感想]
Arduinoは大学の授業で触れたことがありましたが、ここまで本格的に使用したのは初めてでかなり苦戦しました。
4日間という短い期間でしたがなんとか形にできてよかったです。



[メンター先輩からのひとこと]
お2人とも短い時間で、きちんと制作物として形に落とし込めたことはすばらしかったです!!躓いても自分で調べて頑張ってみて、なんとか乗り越えて完成させることの楽しさが伝われば幸いです。
僕も刺激をもらったので、負けないように頑張ります!

******

新しい技術や分からないことに果敢にチャレンジする姿勢、素晴らしいですよね。普段忙しいと無意識に回避してしまう壁も、引き返さずによじ登ったり、壁に沿って走ったり、とにかく考え抜くことが大事だなぁと、私たちも再認識させてもらいました。

短い間でしたが、お2人ともお疲れさまでした。
今後のご活躍を期待しております!

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