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2017
15
SEP
CATEGORY:
ビジネス・戦略・サービス
デジタルミュージックと企業ブランディング
こんにちは、グッドミュージック聴いてますでしょうか?
9月に聴くサマーチューンはせつないですね。

ところで、最近は音楽、どんな聴き方をしてますか?


SpotifyやApple Musicなど、定額の音楽ストリーミングサービスを利用されてる方も多いかもしれません。
「所有しない時代」ですねー。
ダウンロードすら受け入れ難い感覚を持っていたくらいなので、こんな未来、10年前ですらまったく想像してませんでした。

個人的には、だいぶ慣れてきた感ありますが。。
実際のところ、みなさんはどうなのでしょうか?
デジタル化された音楽生活してるんでしょうか?
むしろコンパクトディスク派ですかね?!

最近の音楽事情って?


2016年度国際レコード産業連盟(IFPI)のデータをみると。
世の中的には、フィジカルが約6,000億円(54億USドル)で全体の34%、デジタルが約9,000億円(78億USドル)で全体の50%でした。
2015年にデジタルがフィジカルの売り上げを上回ったらしいです。

revenues2016.jpg
参考)国際レコード産業連盟(IFPI)のレポート
GLOBAL MUSIC REPORT 2017 ANNUAL STATE OF THE INDUSTRY
IFPI Global Music Report 2017

日本国内でみると、有料音楽配信(いわゆるダウンロード配信)が売上529億円に対して音楽ソフト(オーディオレコード+音楽ビデオ)の総生産が2,457億円ということで まだ圧倒的にフィジカルが優位のようです。

「オーディオレコード」って呼び方いいですねー。
コンパクトディスク、アナログディスク、カセットテープを総称してそう呼んでいるようです。愛おしい。

参考)日本レコード協会のレポート
日本のレコード産業2017

あくまで売上の数字での比較なので、無料の配信サービスなどもふくめたデジタルミュージックというくくりでみればかなり国内でも利用者は増えていると予想できます。

とくに定額の音楽配信サービスの普及で、いつでもどこでも膨大な音源から好きなだけ音楽を聴けるようになりました。
音楽がパーソナライズされ、これからさらに多様なかたちで生活に寄与していくのではないかと想像します。
音楽のデジタル化は、単に音楽がデジタルに置き換えられるだけではなく、新しい楽しみ方をつくり出し、音楽というカルチャーをより深める可能性を秘めていると考えます。
それはオーディオレコードの価値を見直すことにもつながるかもしれません。

では、企業にとってのデジタルミュージックとは。


Spotifyでは広告主のことをBrands「ブランド」と呼んでいます。
国内での事例はまだあまり見ることができませんが、海外では様々な取り組みがされています。
ブランドはどのような観点でデジタルミュージックを活用しているのでしょうか。

まず特徴として「オーディオ広告」が挙げられるかと思います。
新鮮に聞こえますが、ラジオCMなどと同じ考え方ですね。
無料プランのリスナーに対して再生されるものです。

Spotifyのインサイトによると、デジタルオーディオリスナーの75%が、無料で視聴するためにコマーシャルを流すことは妥当だと。
さらに、従来のラジオよりオンラインで聴いているときはコマーシャルをあまり邪魔に感じないと答えている、というデータを公開しています。
言われてみればそんな気もしますね。
デジタルの場合は、広告もよりパーソナライズされてるからでしょうか。
そこは重要な観点に思われます。

music_img.jpg
そして、より特徴的なものに「プレイリスト」があります。
曲のコレクションを公開することができるというものです。
ブランドではありませんが、超有名なBarack Obamaさんのプレイリストはこちら。
夏の昼用:The President's 2016 Summer Playlist: Day
夏の夜用:The President's 2016 Summer Playlist: Night
※再生にはログインが必要です。ぜひ、まずは無料でサインアップを!!

間違いなくミュージックラバーですね。
選曲もですが、昼用と夜用で分けるセンス。
一国の大統領が自身のブランディングの一環としてプレイリストを監修していたことに感動すら覚えます。

ブランドの海外施策もみてみましょう。
※Spotifyでの再生にはログインが必要です。ぜひ、まずは無料でサインアップを!!

見かけることも多い、Nike社のランニング用プレイリスト。
スポーツウエアのブランドなので、イメージ訴求に最適ですね。
Nike+ Run Club 公開プレイリスト

ワークアウト(日本でいう筋トレですかね)という状況に特化して、自分のワークアウト用プレイリストを生成するというゲータレードによるキャンペーン。
Gatorade Amplify: The Ultimate Spotify Music Experience

オランダのビール会社Grolsch社による音楽ジャーナリストと共同制作のプレイリストもあります。
ナレーションを含めることで自然なかたちでリスナーにメッセージを届けています。
The Evolution of Indie

音楽ストリーミングサービスのようなデジタルミュージックの普及は、日本でも企業にとっての新たなフィールドとなりうるのか?
弊社でも考えていきたいテーマです。

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