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2017
6
OCT
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ビジネス・戦略・サービス
WEBサイトの多言語化において考えるべきこと

2020年の東京オリンピックまであと3年...とても待ち遠しいですね。
そのような流れのせいか、弊社でもWEBサイトの多言語化(マルチリンガル)対応が含まれるお仕事も増えてきているようです。
さて、今回はそんなWEBサイトの多言語化において考えるべきことを職種別にご紹介させて頂きます。


エンジニアが考えるべきこと



■ 文字コードは「UTF-8」にする


最近では「UTF-8」が主流なのであまり気にする必要はないかと思いますが、昔は「Shift-JIS」を使用しているサイトもありました。
「Shift-JIS」は、日本工業規格(JIS X 0208)で規定されている日本語の文字コードであり文字化けするため、多言語化には向かない文字コードとなります。


■ lang属性、rel="alternate" hreflang="x"属性を国ごとに指定する


htmlにlang属性を指定することでCSSにて以下のような指定をすることが可能です。


img_001587_01-01.gif

rel="alternate" hreflang="x" 属性を指定することで、多言語化(マルチリンガル)対応がされているWEBサイトで適した言語や地域のURLを検索結果で出すことが可能です。


日本語版のページがあり、英語版の代替ページがある場合は次のように指定します。
rel="canonical"の指定を併記することで日本語版のページがあることも指定します。


img_001587_02-03.gif

また、特定の言語や地域を対象としない、他に適切な代替ページがない場合は次のように指定します。


img_001587_02-02.gif

参考) Google Search Console ヘルプ - 言語や地域のURLにhreflangを使用する



デザイナーが考えるべきこと



まずは日本語版をつくり、他の言語へと展開して進めていきます。
もととなる日本語版のデザインをつくる際にも多言語版を想定して進めていく必要があります。


■ 可能な限りデバイスフォントやWEBフォントを使用する


これは工数の面もありますが、文字画像を使う場合、当然ですが対応する言語分の画像を用意することになります。
どこを画像にするかは事前に設計しておく必要があります。
また、WEBフォントを使用する場合、言語によっては特定の文字がない場合もあるので注意が必要です。


■ 言語によってはレイアウトを崩すような長い文章が入ることを想定する


日本語版でせっかく綺麗におさまっていても、多言語化した際に日本語より文章が長くなり、レイアウトが崩れるケースがあります。
文字量が増えてもおさまるようなレイアウトにしておくことが理想です。




ディレクター・テクニカルディレクターが考えるべきとこと



■ URL構造の決め方


GoogleではURLの構造化をお勧めしているようです。
構造化を考える上で、何の言語なのかユーザが一目で認識できるようなURLにする必要があります。


以下はフランス語版のURLの例です。

ドメインの場合、「https://www.xxxx.fr
サブドメインの場合、「https://fr.xxxx.xx」
ディレクトリを分ける場合、「https://xxxx.xx/fr/」

参考) Google Search Console ヘルプ - 多地域、多言語のサイト


■ 各言語のサイトへユーザを誘導する導線について


各言語のサイトへの誘導には様々な方法があるかと思います。

例えば、
・アクセスしてきたユーザのIPアドレス取得し判別し振り分ける
・アクセスしてきたユーザのブラウザの言語設定を取得し判別し振り分ける
など。

IPアドレスによる振り分けの場合、
例えば、フランス在住の日本人が閲覧した場合はフランス語版に振り分けられてしまいます。
そのユーザが在住する地域の言語を理解できるのであれば良いのですが、そうでないケースもあります。
そう考えるとブラウザの言語設定による判別の方が、ユーザのブラウザの設定によるものなので適切な言語に振り分けてくれそうですね。

ただ、前述より「振り分け」という言葉を使ってしまいましたが、Googleではリダイレクト自体が良くないとされているようです。
そのため、前述のrel="alternate" hreflang="x"の設定を行い、ユーザの検索結果で適した言語のページに誘導すること、メニューからの言語選択はユーザに選択させるというのが理想です。


■ 翻訳について


ベストとしては翻訳会社に依頼して翻訳してもらい、各言語のサイトに対応するのが良いかと思います。
ただし、コスト面・スケジュール面・レギュレーション決めなど、それなりに色々と大変です。
クライアントと相談し、コストとスケジュールなどに合わせて、翻訳部分はサービスであったり、CMSのプラグインを使い補うケースもあります。




まとめ



WEBサイトの多言語化において考えるべきこと...
エンジニア・デザイナー・ディレクターはもちろんのこと、クライアントとも共に閲覧するユーザの環境を考えて設計することが理想であると考えます。


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