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2017
11
DEC
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ビジネス・戦略・サービス
ネーミングのコツとは?考えるフローを大解剖

今年の流行語、「インスタ映え」。

こういうサービス名の展開を見ると、やはりネーミングは4文字、もしくは3文字のものが強いですね。「インスタグラム」→「インスタ」のように、日本では略しやすさも大事!
さて、そんな「ネーミング」について、実践を通して"考えるコツ"をご紹介します。

題材として、弊社のオフィス横にある名もなき畑に名前をつけてみましょう。

farm_1.png 南青山に突如出現する、ちょっと変わったこの畑。実は弊社の部活「園芸部」の活動で使用しているものです。
部長を務めている私の職権を乱用して、勝手に名称をつけちゃいます。


ネーミングを考える下準備


まずは、ネーミングの材料となる様々な要素を洗い出します。
この作業をすることで、
・ネーミングの幅が広がる
・納得感のある名前ができる
というメリットがあります。

自分だけの畑ではないので、他のメンバーにも気に入ってもらえる名前を見つけださなければなりません。 いろんな角度からたくさん考えましょう。

【その1:特性から考える】

SONICJAMならではの、畑の特性を書き出してみます。

・南青山にある
・夏と冬、毎年様々な野菜を育てている
・プチトマトが毎年ジャングル化する
・ミミズがびっくりするくらいいる
・土質が良い

どんな畑なのか、これだけで想像いただけそうですね。
「特性」から考えたネーミングは、オリジナリティが伝えやすくなります。

【その2:関わっている人から考える】

作り手はどんな人か?という視点で考えてみます。

・ディレクター、デザイナー、エンジニア......みんなクリエイターである
・様々な人が、ゆるく協力しあって作っている

ここから導いたネーミングは、熱量や、親しみやすさ、温かさを持ちやすくなります。

【その3:目指しているビジョンから考える】

会社名などはこの視点で考えることが多いです。どんな姿になりたいのか、どこを目指しているのかを書き出してみます。

・日々パソコンを見つめている部員の、ささやかな癒しに
・みんなの血となり肉となる畑
・食までクリエイトしてこそ、真のクリエイターである!

ビジョンの場合、結構漠然としたキーワード(「癒し」など)が出てきやすく、イメージがぼんやりしてしまいがちです。 そんな時は、キーワードから連想ゲーム。「癒し」だったら、「オアシス」「バケーション」「ゆるふわ」などなど......。

【その4:構成要素から考える】

畑の定番野菜を挙げてみます。あとで頭文字を繋げると、いいネーミングができるかもしれません。

プチトマト / ナス / ミョウガ / ローズマリー


さぁ、名前を考えよう!


材料が揃ったところで、ようやく名前を考え始めます。
方法は色々ありますが、大きく分けると3つ。

【その1:外国語にしてみる】

一番オーソドックスなのは英語。もう少し尖らせたいなら、別の言語に。 対象物にゆかりのある言語だとしっくりきやすいですが、弊社の畑の場合は、明るいメンバーの人柄に寄せてスペイン語やラテン語も相性が良さそう。
もちろん日本語のネーミングでもいいんですが、南青山らしくちょっとおしゃれな畑にしたかったので、外国語メインで考えてみました。

・カエル=flog(英)、rana(西)
・まだまだ素人の畑、ということでおたまじゃくし=tadpole(西)
・クリエイター=creador(西)
・血となり肉となる=血流=sangre(西)→sungrea
・土、土壌=humus(羅)humには"人"という意味もあるので、色々使えそうですね。


【その2:くっつけてみる】

色々単語を出してみて、2つの意味を持たせたかったり、語感が悪かったらくっつけてしまいましょう。

・SJのアマゾン=SONICJAM+AMAZON=JAMAZON
・二毛作=double-cropping(英)=docro(ドクロ......これは却下)
・たくさんの野菜=野菜バンドのジャムセッション=banda(西)+nature(英)=BANDANA

【その3:頭文字を繋げてみる】

その2の応用編。たくさんの言葉の頭文字を拾って、1つの単語を作ってみましょう。意味のある単語でもよし、リズム感だけで作ってもよし。
先ほどの野菜の頭文字を繋げてみると......

プ ロ ナ ミ:プロ並みの野菜ができるってことでしょうか。
prtmn:プラトンに読めなくもない......?プラトンは「幅広い」という語源があるようで、色々な野菜を作っているSJの畑にはもってこいですが、ちょっと名前の荷が重すぎる気がします。


たくさん出したら、あとは絞る


絞るコツは、言いやすさ、覚えやすさで勝負。
サービス名の場合は、それが「〜する」と動詞になりやすいものだと強いです。(LINEする、スノる※Snowする、など)

今回は畑のネーミングなので、親しみやすさを軸に、広げたネーミングを以下の5つに絞ってみました。

A. MiMis Farm(ミミズ ファーム)
B. Sangrea(サングリア)
C. humhum Farm(フムフム ファーム)
D. JAMAZON(ジャマゾン)
E. BANDANA(バンダナ)

園芸部メンバーと審議を行った結果、決定した名前は...

farm_3.png フムフム ファーム! (実はジャマゾンといい勝負でした。)

名は体を表す、というくらい大切なネーミング。でもそんなに恐れることはありません。
自社サービスや、企業のネーミングを考える時には、一度この流れを踏んでみると頭の中が整理されるはず。
メンバーでアイデアを持ち寄る場合も、「どこから、なにから考えたらいいの?」と悩んだ時は、下準備まで全員で行ってから持ち寄ると考えやすくなります。

そうそう、最後に商標登録のチェックもお忘れなく!私はここでいつも簡易チェックしています。
https://www2.j-platpat.inpit.go.jp/syouko/TM_AREA_B.cgi?1512369855616

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