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2018
13
FEB
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ビジネス・戦略・サービス
実践!ブレスト 8つのポイント

「アイデアを出して」なんて言われると、センスがモノをいうようで何だか腰が引けてしまいがち。それが、ちょっとした工夫で誰でも柔軟にアイデアを生み出せるようになる...といいですよね。


アイデアは自分1人で考えるのではなく、みんなの考えを掛け算すると、素晴らしい企画に発展していきやすくなります。

弊社ではアイデアの質を高めるべく、自分たちでお題を決める「ブレスト自主練」を行なっています。今回はその実践から見えてきた、"ブレストのポイント"をご紹介したいと思います。


ブレスト、うまくいっていますか?


「ブレストは普段からやっているよ」なんて方も多いと思いますが、"思うようなアイデアがでない"、"なんだかうまくいかない"なんてことはありませんか?

例えば、こんな課題です。

・与件の説明に時間を取られ、肝心のブレストの時間が短縮されてしまう
・逆にやたらとブレストの時間が長い
・参加者の「楽しい」という価値観がズレていて、収束できない
・アイデアの数が少ない
・アイデアがうまく掛け合わせられない

ブレスト中に重たーい空気が流れてしまうようなら、これからご紹介する8つの方法を試してみるといいかもしれません。

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より良いブレストのための、8つのポイント



1. 「ブレスト」の共通認識をもつ


「ブレストとは何か」という共通の認識が必要です。基本的なルールはもちろん、参加者が「なんか意見を言っておけば良いんでしょ。」くらいの理解度で進めてしまうと、ブレストではなく、惰性の意見交換会になってしまいます。


2. 少人数のグループに分ける


ブレストに参加する人数が多いのであれば、少人数のグループに分けましょう。
1つのグループにちょうど良い人数は、4~5人くらい。人数が多すぎると場が温まりにくいだけでなく、一人ひとりの意見が少なくなってしまいがちです。
またグループを分けると対抗心が湧くので、意見が高めやすくなるメリットも。


グループの構成メンバーは、職種バランスに気を配る必要はありません。集まったメンバーの特徴を活かして、それぞれ違う視点からアイデアを発想しましょう。


3. ファシリテーターを決める


ファシリテーターを明確にすると、スムーズな進行につながります。
ファシリテーターになったら、場を停滞させないように質問を投げかけながら、参加者の脳をフル回転して、(どこかで見た何かではなく)独自の発想で考えてもらうように誘導しましょう。
また、タイムキーパーとして時間をコントロールすることも重要な役目です。


4. アイデアは、質より量より「大量」


分かってはいても、ついつい忘れてしまいがちな「量を出す」というポイント。きちんと意識して進めることが重要です。アイデアの種をたくさん出すことで、他の誰かが別のアイデアに変化させてくれます。拡散時はまず何よりも量を出すことを意識していきましょう。



5. 「ちょっと違うな」と思ってもまず言ってみる


「このアイデアはここがダメかも」と部分的な欠点が気になって、発言を控えてしまうケースがあります。
ブレストは、アイデアとアイデアを掛け合わせることに意義があるため、その欠点は他のアイデアで補えるかもしれません。まず、言ってみることが重要です。
自分のちょっとしたつぶやきがユニークなアイデアに変貌するなんてこともあります。


6. 与件のロジックを一旦忘れ、発散する


オリエン資料・プランニング資料・戦略資料などを見てから、バイアスのかかった状態でアイデアを考えると、発想にブレーキがかかって妥当なアイデアばかりになってしまいます。

そんな時は「ゴードン法」が有効です。ゴードン法では、お題はリーダーにしか分かりません。参加者はお題を抽象化したテーマを基に、自由に発想を膨らませていきます。
これなら与件の説明時間を省くこともでき、与件外の発想からイノベーティブなアイデアがでる可能性も高まります。与件との摺り合わせは、収束時に考えていくようにしましょう。


もちろん、参加者がバイアスに縛られないようなら、事前の情報インプットは有効です。参加者がアイデアを持ち寄る形でのスタートの方が、高いパフォーマンスを発揮します。"宿題"が成立する環境であれば是非!


7. やる気を下げない


「参加者の意見を否定しない」というブレストの一般的なルールは、参加者のやる気を下げないために行うものです。自分の考え方を否定されるとやる気が下がりますよね。人によっては「どうせ考えても無駄だろう」と思考停止に陥ってしまうでしょう。

ただ、例外もあります。メンバー間でしっかり関係値が築けている場合は、軌道修正のためには「否定」は必ずしも悪ではありません。
場を読んで、ムードをうまくあげていきましょう。


8. 口を閉ざさない


発言しない人がいると、ファシリテーターやチームメンバーが気を遣って発言を促すことになり、アイデアを生み出すことに集中できなくなってしまいます。

その場合、役割を決めて参加させる方法が有効です。例えば「シックスハット法」。参加者それぞれに、強制的に違う視点を持たせて発言してもらうと、いろいろな意見が出しやすくなります。


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アイデアを次々と出せる人になる、自主練


個人的に実践しているトレーニングもせっかくなのでご紹介。


"コア"アイデアを見つける

日ごろ身の回りのことに「なぜだろう?」と疑問を持ち、答えを探そうとすることで、課題と解決方法のケーススタディができます。「なぜなぜ思考」とも呼ばれる手法ですね。

世の中は、アイデアから生まれたもので満ちあふれています。その一つ一つを逆算して"コア"となるアイデアを探し考えることは、アイデアを生み出すトレーニングにもなるはずです。


バイアスに気づく

一見ブレストしやすそうな、「自分の好きな分野」。しかし既に深掘りしているおかげで、無意識に視点のバイアスが強くかかっています。もしそんなお題に遭遇したら、自分にバイアスがかかっていることを意識して取り組むことが大切です。


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まとめ


ブレストという場は、結論を出すことが本質ではありません
参加者の価値観がズレていて収束できなくなりそうなときは、様々な意見をキャッチアップすることのみに留めます。結論をそこに求める必要はありません。

そうして集まったアイデアを「企画」としてカタチに落とし込み、しっかりロジックに乗せていくのは、我々ディレクターの大事な仕事でもあります。


企画に落とし込む際にも、誰かに相談することは非常に大事なことです。企画を成功させるためには、デザイナーやエンジニア、ライターやカメラマンなど、たくさんの人の協力なしではうまくいきませんから...。

いろんな意見や考えをミックスさせることで、世間を驚かすようなユニークなアイデアが生まれるはず。周囲の人間をうまく巻き込んでいきたいですね。

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