株式会社ソニックジャムの社長ブログ

西洋音楽史Books

2006年4月19日

> 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 / 岡田 暁生
西洋音楽史―「クラシック」の黄昏


面白い。読みやすい。いままで断片的に考えていたことが整理されてすっきりした。とある大学の先輩がそうだったように、そして今の自分がそうであるように、「バッハ以前、ドビュッシー以降しか聞かない」人というのがいる。また、新しい音のオリジナリティを探求するべきか、新しい音というのは出尽くしたという状況を認めた上でサンプリングの組み合わせにオリジナリティを見出すべきなのかずっと悩んでいる人がいる。クラシックもロックもジャズも、前衛か懐古か俗物か、という悩みをずっと抱えている。


つまりみんな、ロマン派の呪縛から逃れられないのだ。20世紀から延々と続く悩みの出口は見えない。

デザインのデザインBooks

2005年9月12日

> デザインのデザイン / 原 研哉

ニュー・デザイン・パラダイスにもつながる「リ・デザイン」の話がメインかと思いきや。
話は日本文化としての認識、「「異国文化」「経済」「テクノロジー」という世界を活性させてきた要因と、自分たちの文化の美点や独自性を相対化し、そこに熟成した文化圏としてのエレガンスを生み出していくこと」。
実現されなかった初期の愛知万博の提案、「この万博の提案の中には、万博そのもののルールを刷新しようという意図もあった」。
そしてデザイナとして、「デザインは技能ではなく物事の本質をつかむ感性と洞察力である」。

ちょっと話がひろがりすぎの感はあるにしても、今までもやもやしたものがいくつかすっきりするような言葉に出会えて、ちょっとまた人生が楽しくなったよ。それにしてもこの初期案の万博が見たかった・・・。

THE PERMANENT COLLECTION OF NEW DESIGN PARADISEBooks

2005年9月 6日

> ニューデザインパラダイス永久コレクションブック
> ニュー・デザイン・パラダイス永久コレクションブック (2)

フジテレビで放映中のニュー・デザイン・パラダイス。何回か偶然見て面白いなーと思っていたんだけど、それが本にまとまったと聞いて即購入。身の回りにある見慣れたものをデザインし直すという企画だが、なんといっても依頼するデザイナーが大物ばかり!(佐藤可士和、日比野克彦、糸井重里、森田恭通など)なのでできあがりがすごい!それをこうしてまとめてみると本当に圧巻だ。デザイナーの知恵と勇気に知的好奇心がビンビン刺激されまくり!!読むべし。

ビジョナリーカンパニー2Books

2005年8月29日

> ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

前作より現実的で実務的な内容かもしれない。本文にも「ビジョナリーカンパニーの続編ではなく、逆に前編なのだ」てなことが書いてあったが、そうだと思う。ま、内容は「そりゃそうだろう、考えてみりゃそんなこと当たり前だが、言うは易しというやつで」ということなんですけど(笑)。でもいくつか「それを言われると耳が痛い」的な内容があった。

「よい目標は虚勢によって設定されたものではない」
「外部からみれば劇的な飛躍は、内部から見れば積み重ねの過程。一気に突破口を開こうとすると悪循環に陥る」

2冊読むと本当にビジョンて何?というものが見えてくる。(見えてきた気がする。気にさせる。)巨人の最近のやり方がいかにひどいかがよくわかる(笑)。タイトルがいいねえ。Good To Great。「偉大さを目指さない理由があるだろうか」

ビジョナリー・カンパニーBooks

2005年8月17日

> ビジョナリー・カンパニー

いい本だと思う。面白かった。立場上、かなりドキドキして読んだ(笑)し、考えさせられた。やっぱり大事なことは、当たり前だと自分が思ったことを信じて貫き通せるか、だ。すごい天才やアイデアではないのだ。という当たり前のことが書いてあるのだが(笑)。これは誰にでもできる可能性があるが、できる奴はそうそういない。

ビジョナリー・カンパニー 2も読むど。

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