株式会社ソニックジャムの社長ブログ

青い経験Diary

2015年11月12日

会社を設立して15年くらい経ちました。
この期におよんで、これでもかこれでもかといろいろなことが起こります。
リーマン・ショックと大震災を乗り越えた自分に怖いものは無い!と一瞬思った時期もありましたが、
怖いものはまだまだたくさんたくさんありました。怖いよう。

一番怖いのはお金。
不安の元凶であり、人々の信頼関係を破壊し、人を病気にしたり破滅させたりする。

それから怖いのは、変化に気づかない慢心と変化を恐れる心。
先頭集団を走ってると思っていたら、実は周回遅れのビリだったら?

さらに怖いのは、何も語らない人々。
自分の知らない事実がみんなの心の中にうごめいていたら・・・。

そしてそういう恐怖から逃げたくなる自分の心。
弱気は最大の敵(by 津田恒美)。


振り返ると、正直、あのときこうしていれば・・・と思うこともいろいろあります。
自分は青かったなーと反省することもたくさん。
でも仮に違うやり方をしていたとしても、どうなっていたかはわからないですけどね。

自分より若い経営者の方々の悩みを聞く機会もちょくちょくあるのですが、
多少なりとも私の青い経験が参考になればと。
そして実はそういう話を聞きながら自分自身も勉強させていただいているのです。

今日は今井美樹でも聞いて元気だそうー。

ピーターの法則とフォロワーシップの異色リーダー論Books

2015年10月26日

> ピーターの法則 / ローレンス・J・ピーター

HARD THINGS / ベン・ホロウィッツ」を読んでから、ずっと気になっていたこの言葉「ピーターの法則」。あらためて元の書籍を買って読んでみた。おちゃらけているような文体だが、内容は納得いくもの。そうなんだよなー、どんな組織でも人がステップアップしていくと同時に周囲の期待度もアップしていき、やがて期待に実力が追いつかなくなるときが必ず来る。わかる、わかります。でも、どうしたら良いの?「創造的無能のすすめ」「ピーターの特効薬」は皮肉なのか冗談なのか、はたまた本気の警告なのか・・・。

その後しばらくしてから、次の本を読みました。

> リーダーシップからフォロワーシップへ / 中竹 竜二

これは、まさにピーターの法則への解答だ、と思いました。
そもそも、あれもこれもできる「理想のリーダー」というのは無理(矛盾がある)。唯一のリーダーの条件は「ブレないこと」。で、その一貫性を「スタイル」と言い、それを確立するためのポイントは・・・

 (1)多面的な自己分析
 (2)できないことはやらない
 (3)短所こそ光を!
 (4)引力(周りの批判と期待)に負けない
 (5)焦らず、勇気を持って

個人的には非常に納得感があり、自分の考え方にしっくりと合いました。
様々なビジネス書を読みあさり、よいリーダーになるためにはあれも必要、これも必要、と日々努力している方々には、この異色の2冊、おすすめです。

なんでこんなに面白いのか - 清水亮さんの2冊Books

2015年10月25日

>プログラミングバカ一代(就職しないで生きるには21)/ 清水亮

>人類総プログラマー化計画 ~誰でもプログラミングできる世界を目指して~ / 清水亮

私も(元)プログラマー(のはしくれ)として、UEIは(ある意味)憧れの会社だったから。その内部事情が赤裸々に綴られているから。注目していた(買ってないけど)enchantMOONのネタが書かれているから。技術系出身経営者として共感できる部分が多くあるから。(意外にも)苦労してるんだーとわかってほっとしたから。(でもやっぱり)この人(たち)すごいなって思えたから。
・・・などと理由はいろいろあるけれど。

「プログラミング・・・」を読んだら続けてすぐ読みたくて「人類・・・」を読んだ。自分としてはすごく勇気をもらったな。ていうか自分がまだまだ過ぎて反省だな。

会社は、利益を上げて存続すればいいてもんじゃない、何かを成し遂げるかのためにあるんだ。そのために、誰よりも早く、無いものは自分でつくるんだ。それって楽しいじゃない!

Ars Electronica 2015 体験記(2)Diary

2015年9月 7日

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オーストリアのリンツというのは小さな街です。ひととおりのものは揃っていて、静かで、上品で、こぢんまりとした住みやすそうな街だな、と思いました。でも、何日かいると、退屈になってくる。たぶん自分が18才だったら、こんな退屈な街出て行ってやるぜ、オレはビッグになるんだ!とハマショーばりの鼻息で首都や他の国に出て行ったことでしょう。

イベントの客層を見ていると、年配の男女が結構目につきます。日本でメディアアートのイベントやったらそうはいかない、ほとんど若い人しか来ない、たぶん。アルスは地元に根づいたいいイベントだなあ、と最初好意的にとらえていたのですが、実はちょっと違うかもしれない。この街に若い人はあんまりいないんだ。首都の人たちやヨーロッパの人たちから見たら、田舎でやってる村おこしイベント、なのかもしれない。日本から憧れてやってきたけれども、実はだいぶ違うものだったのではないか、という気もしてきたりしました。

しかしこういうイベントは世界的に見てもあまり無い、というのも事実だと思います。これから、来年に向けてこのイベントやArtへの自分自身の関わり方を考えていきたいと思います。

<あまり役にたたないリンツ情報(1)>
ハム、チーズ、パンなど基本的なものがおいしかった。まあヨーロッパはだいたいそうかも。でもホテルの朝食バイキングがおいしくて全然飽きなくてよかった。ウインナーコーヒーがウィーン発祥(?)であるように、みんなコーヒー好きのようだ。スターバックスは見あたらない。

<あまり役にたたないリンツ情報(2)>
移動のメインはトラム(路面電車)。そして改札というものが存在しない。24時間乗り放題チケットがあるので、それを買っておけば、市内のメインである駅〜中央広場までの5駅くらいの移動はラクラク、用事は全部そのエリアで済む。ホテルはトラムの駅から近いと楽。改札が無いので無賃乗車し放題という超性善説システムだが、たまに抜き打ちチェックが来てチケットがないと高額な罰金らしい。

<あまり役にたたないリンツ情報(3)>
街が静か。車の通行量が多くなかったり(街の中心地は道が狭い)、人もそんなに多くないし、音楽をガンガンならす店舗もない。トラムなど、発車する際にベルもアナウンスも何もなく、すーっと動き出す。それにしても日本のアナウンスは、下がれとか開くドアに気をつけろとか、うるさすぎではないか?

<あまり役にたたないリンツ情報(4)>
女性はほとんど黒のパンツスタイル。いやホントに。ミニスカートやワンピースみたいなカワイイ、派手なファッションは見あたらず。保守的なイメージ。

<あまり役にたたないリンツ情報(5)>
日曜日はメイン通りのお店も休みが多い。ヨーロッパはわりとそうだが、儲けるよりも自分が休みたいんだろう。スーパーは結構たくさんあるけど営業時間はどうなのかな?コンビニが無いので買えるときに買っとかないと・・・。夜中にどこで缶ビールを買えばいいのかわからん。

<あまり役にたたないリンツ情報(6)>
SIMフリーのスマホを持っていったので、T-mobileショップでSIMカード購入。10GBのデータ通信のみ、または3GB+通話のカードで15ユーロ。LTEで超快適。

<あまり役にたたないリンツ情報(7)>
9月になったばかりだというのに、寒い。最低気温は10度を切る。街中では薄手のダウンを着ている人も。そのとなりの人はTシャツ一枚だったりもするが。

Ars Electronica 2015 体験記(1)Diary

長年いかなきゃいかなきゃと思っていたアルスにやっと行ってきました。(ユニバの菊池さんありがとう)
細かいレポートは置いといて(社内報告どうしようかな・・・)取り急ぎの報告です。

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アルスって何?かというとオーストリアのリンツで毎年開かれている、メディアアートイベントです。今年のテーマは「POST CITY」ということで、これからの都市というのをメディアアート的考察でプロトタイプする、というのを軸にしています。もう一つはArt & Scienceというテーマの作品群もあり、どちらも個人的に大変興味深かったので面白かったです。

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行く前の印象としては、「難しそう」「敷居が高そう」でしたが、行ってみると想像以上に混沌としていて、超ハイレベルのものから手作り?みたいなものまで幅広く受け入れる懐の深いイベント、でした。来場者も地元の子どもやおじちゃんおばちゃんも多く、歴史があるので(30年くらい続いている)地元に根付いてるんだな。

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博報堂と提携していたり、今年はインターネットヤミ市があったり、KNOWLEDGE CAPITALという大阪のプロジェクトと連携していたり、ということで日本人が大変多かった。

個人的に印象深かったのは、MITの石井裕先生の言葉、
Envision = Art & Science
Embody = Desgin & Technoogy
というもの。(微妙にうろ覚え)
やっぱりArtがないとVisionは生まれないんだ。やっていることの規模や人数や予算は小さくても、Artがあれば何か生み出せる。石井先生のこのスピーチも見とこう。

オーストリアのリンツの街の印象などはまた次回で。

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