ビジョナリーカンパニー2

> ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則

前作より現実的で実務的な内容かもしれない。本文にも「ビジョナリーカンパニーの続編ではなく、逆に前編なのだ」てなことが書いてあったが、そうだと思う。ま、内容は「そりゃそうだろう、考えてみりゃそんなこと当たり前だが、言うは易しというやつで」ということなんですけど(笑)。でもいくつか「それを言われると耳が痛い」的な内容があった。

「よい目標は虚勢によって設定されたものではない」
「外部からみれば劇的な飛躍は、内部から見れば積み重ねの過程。一気に突破口を開こうとすると悪循環に陥る」

2冊読むと本当にビジョンて何?というものが見えてくる。(見えてきた気がする。気にさせる。)巨人の最近のやり方がいかにひどいかがよくわかる(笑)。タイトルがいいねえ。Good To Great。「偉大さを目指さない理由があるだろうか」